タヒチ監禁の理由は?

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タヒチ3日目。
結局、ホテルに監禁されたまま、
金曜日の便で国外退去となることが確定した。

今回、なぜ入管が突然テレビクルーに労働ビザが必要などと言い出したのか?
いまだ正式な説明はない。
フランス大使館のHPを見ても、それに該当するビザはない。

今回の件に関係があるかは分からないが、
タヒチをめぐる最近の状況は以下だ。

フランス領ポリネシアでは4月、自治政府の大統領選で、
「フランスからの独立」、「反核」を掲げる政治家、オスカー・テマルが、
90年代以降5度目の大統領返り咲きを果たしている。
テマル大統領はフランスがポリネシアで200回近く行なった核実験の被爆者の補償問題にも積極的で、
日本の原水禁の大会にも参加した実績もある。

一方、原子力大国フランスでは、
福島原発事故を受け反原発の世論が高まっており、
パリでは大規模なデモも行なわれているようだ。

タヒチでは、入管はフランス政府の管轄。
一方、我々を招待したタヒチ政府観光局は、テマル大統領率いる自治政府の傘下。
テマル大統領は観光大臣も兼務するという。
この権力の2重構造が話をややこしくしているようだ。

今回、テマル大統領の名でフランス高等弁務官あてに、
我々の釈放を要求するレターを出してくれたようだが、
これも拒否されたらしい。

我々はもちろん政治的なテーマで取材に入ろうとしたわけではない。
番組はタヒチの観光PRに大いに寄与する内容だった。

真相はまだ分からないが、
フランス政府に対しては、
今後納得の行く説明を求めていくつもりだ。

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