鶴岡八幡宮にて吉田堅治展

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おととし2月にパリで亡くなった画家・吉田堅治の個展が、
7月15日から31日まで鎌倉の鶴岡八幡宮直会殿(なおらいでん)にて開かれます。

場所   鶴岡八幡宮 直会殿
期間   7月15日(金)~7月31日(日)
時間   午前9時~午後4時30分
      (最終日は午後4時まで)
入場料  200円 中学生以下無料  
※入場料は「東日本大震災支援金」に全額あてられます

上記チラシのPDFファイルダウンロードはこちら
http://news.hachimangu.or.jp/

吉田堅治は金箔を使った独特の抽象画で知られます。
ほとんどの作品に「LA VIE(生命)」と名づけ、
ヨーロッパでは”魂の画家”とも呼ばれ、高い評価を受けています。
ところが、これまで日本ではほとんど知られることはありませんでした。

今回の個展は、
去年8月にNHKで放送した番組「生命 inochhi~孤高の画家 吉田堅治」
がきっかけとなって実現しました。
この個展を契機に、パリの倉庫に保管されていた吉田の全作品が、
日本のご遺族の元に帰ってきました。
今後、全国での展示会を企画し吉田の作品を少しでも
紹介できればと考えています。
今回展示されるのはその一部、20数点です。
特筆すべきは、12枚の絵で囲んで展示される「祈りの空間」です。
911事件以後の世界の紛争に心を痛めた吉田が、
世界平和を願い、
イギリスのカンタベリー大聖堂やノーリッジ大聖堂、
アイルランドのクライストチャーチで展示した代表作のひとつです。
静謐な空気のなかに、生命の輝きがきらめく空間は圧巻です。

また今回の展示には、2つの”祈り”が込められています。
2010年3月10日 鶴岡八幡宮の大銀杏倒伏
2011年3月11日 東日本大震災
大銀杏の再生と、震災犠牲者の慰霊と復興への願いをこめ、
入場料200円は全て被災地に寄付いたします。

私は去年の番組を制作したご縁で、
展示作品の選定や会場で上映するビデオの制作などで、
お手伝いさせていただきました。
ビデオには私が4月に被災地で撮影した写真や映像も
使わせていただきました。

ほとんどの作品が日本初公開の吉田堅治展。
この機会に是非足をお運びください。

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