帰国報告&オススメ映画

一昨日、無事インドより帰国しました。結局パキスタンには行けませんでしたが、ダラムサラでダライラマ14世のパレードに遭遇するなど有意義な旅でした。写真は行きの台北空港の書店で見つけたニューズウィークの表紙。”世界で最も危ない国はイラクではない。パキスタンだ!”。旅に盛り上がる気分を萎えさせるには十分でしたが、決してこれにびびって行かなかったわけではありませんよ(笑)。でも、帰国前日に非常事態宣言が出され、パキスタンに行っていたら出てこれなかったかも。結果オーライ、これも神の啓示といったところでしょうか?

さて、中華航空に搭乗しているという恐怖を和らげようと、たまたま機内で観た映画がとても良かったのでご紹介しときます。

「ONCE ダブリンの街角で」
http://oncethemovie.jp/ (公式HP)

アイルランドのダブリンを舞台に、ストリートミュージシャンの主人公とチェコ移民のピアノ弾きの女の子が音楽を通じて心を通わせていくというお話。主人公を演じるグレン・ハンサードは、The Frames というバンドでフロントを務める実在のミュージシャン。何とも言えない温かさと哀愁を纏った男で、すっかり魅了されました。もうひとりの主人公、チェコ移民役の女の子とは実生活でもパートナーだとのこと。2人が歌い奏でる音楽がまた素晴らしく、帰国後久々にギターを引っ張り出して歌いたくなったくらい。私の暮らす那覇にも、音楽と真摯に向き合っているミュージシャンが少なからずいるが、映画を観ているとき、なぜか彼らの姿が重なって見えた。ダブリンに行ったことのある人なら、グラフトンSt.やジョージSt.など、あのどこかくすんだ感じの町の日常の風景が楽しめますよ。チェコ移民が主人公のひとりである点など、EU加盟後の現代のアイルランド社会の変化もうまく描いていて興味深い。アイルランドといえば、アメリカなどに多くの移民を輩出した国というイメージだったんだけどね。今や東欧から出稼ぎに来る時代なんですね。日本ではちょうど先週末から東京を皮切りに公開されてるようです。沖縄での上映予定はないようですが、桜坂劇場あたりでやってくれんかね。HPもあるのでチェックしてみてください。

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