ハッピーメリークリスマス!
沖縄は今日も暖かく、ホワイトクリスマスとはほど遠い。イエスが生まれたベツレヘムも、砂漠のオアシス。決して雪が降るような土地ではない。キリスト教もユダヤ教やイスラム教と根源を同じくする”中東”の宗教なのである。
写真は去年夏、ベツレヘムの聖誕教会そばのクラフトショップで手に入れたキリスト降誕のようすを再現したミニチュア模型。ヨセフとマリア、祝福にやってきた3人の博士と羊飼いが飼い葉桶のイエスを囲む。こうした模型はヨーロッパでは”ベレン”と呼ばれ、クリスマスに欠かせないデコレーションとなっている。
ベツレヘムのベレンはオリーブの木で作られている。職人はみなアラブ人だ。キリスト教徒もいれば、イスラム教徒もいる。イスラム教でもイエスは預言者のひとりとして尊敬されている。私がベツレヘムで乗ったタクシーの運転手は”イーサ”という名だった。アラビア語で”イエス”のことである。
中東では今年も多くの血が流された。遠い将来、イスラエルが撤退したベツレヘムで、アラブ人と共にクリスマスを祝えるような日は来るのだろうか。