やんばるの旧盆

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沖縄本島最北端、与論島を望む小さな集落があります。
去年来、この地をたびたび訪れています。
ミュージシャンでもあり料理人でもある友人のルーツといえる土地です。

沖縄は8月22日から3日間、旧盆でした。
先祖崇拝が強い沖縄では、旧盆は1年で最も大切な行事です。
仏壇のある本家にご先祖さまを迎え、親戚一同で感謝やおもてなしをします。
最終日、ご先祖さまをお送りする「ウークイ」の日に、再びこの地を訪れる機会をいただきました。

去年97歳のカジマヤーのお祝いをしたばかりのおじいが、三線を弾き、歌い、家族の健康を願ってご先祖さまにお祈り(ウートートー)します。

夜、月が出る頃、家族は提灯を持ってご先祖さまを集落にあるお墓にお送りします。真っ暗な道に各家の提灯がどこまでも続く光景はとても幻想的で美しいものでした。

忙しい現代社会にあっても、年にいちど集まって家族や先祖のことを思い合うこうした行事が今も残る沖縄は、やはり心豊かな社会なのだと改めて感じました。

何より今年は興南高校の優勝が、旧盆に帰ってきたご先祖さまへの最大のプレゼントだったようです。

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