沖縄とインドの知られざる接点

シーサー

那覇の桜坂劇場で行われた”インド舞楽の夜”というイベントに行ってきた。

シタールとタブラによる北インド古典音楽の演奏と、東インドと南インドの舞踊が小ホールで行われた。いずれも現地で修行を積んだ日本人によるもので、なかなかレベルの高いものだった。

平日の夜で雨だったにもかかわらず100名を超える観客が詰めかけ、立ち見も出る盛況ぶりだった。インド文化に初めて触れる人も多かったようだが、みな興味津々といった様子であった。

一般にはあまり知られていないが、沖縄とインドの文化的なつながりは実は深い。たとえば芭蕉布やミンサー織りといった織物の柄などは、インドの影響が大きいと言われる。沖縄の酒として有名な泡盛の名は、古代インドのサンスクリット語で酒を表す”アワモリ”という言葉が語源だともいう。沖縄の家の屋根に乗っているシーサーも、古代インドやオリエントの獅子蔵を起源に持つ。

来年はインド独立60周年の節目の年で、日印文化交流年でもある。県内でも様々なイベントが予定されている。沖縄とインドの古くて新しい関係を改めて探ってみるのも楽しそうだ。

(写真:竹富島のシーサー)

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