吉田堅治さんの画業を讃える集い


11月21日(日)、大阪の池田市カルチャープラザで開かれた、
「吉田堅治画伯の画業を讃える集い」に行ってきました。

池田は吉田堅治さんの生まれ故郷です。
このたびの会は、8月のNHKの放送をきっかけに、地元のゆかりの方々の呼びかけで開催されたそうです。
会には、吉田さんの師範学校の同級生や、海軍予備学生時代の戦友の方々(番組にも登場した佐藤さん、井田さん)、戦後吉田さんが美術教師として勤めた呉服小学校の教え子のみなさんなど200人以上がかけつけ大盛況でした。
私もスピーチをする機会をいただき、番組制作中に急逝した吉田氏の親友でありアートディレクターでもあったホセ・フェレス・クーリ氏のことをお話させていただきました。(ホセのことは、また改めてブログでご紹介したいと思います)
会場には今も吉田氏の生家にお住まいの甥の吉田元寿さんが所有する作品も飾られました。

池田市では今、地元が生んだ偉大な画家、吉田堅治を讃え作品を展示する場を設立しようという機運が生まれているそうで、この日も教育委員会や市議の方などが来場しておられました。また、2011年2月には、池田市の画廊ブランシュにて、吉田氏の作品展が企画されているそうです。

現在ご遺族が計画されている回顧展に加え、故郷池田市に吉田堅治の作品を常設展示する場ができれば、パリの倉庫に眠っている作品もより多くの人の目に触れる機会が生まれる。そんな予感を感じさせてくれた1日でした。

(写真:スピーチする戦友の佐藤幸郎さん)

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