15日のNHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」は、おかげさまで大きな反響を頂いています。現地の事情を無視して曖昧な意思決定から無謀な作戦が認可され、悲劇が進行して行っても撤退の判断が出来ない。そして責任は誰も取らない。これはもしかしたら私たちが生きる現代の日本社会の自画像なのかもしれません。そうした思いが多くの視聴者の共感を得られたのだと感じています。戦場となったミャンマー奥地では今も日本兵の霊が出るという話をよく聞きました。最近畑から掘り起こされたという日本兵の遺骨も目にしました。お骨を見ながらこの若者にも家族がいて、愛する人がいたんだと思いを馳せました。多くの遺骨がまだインドやミャンマーの大地に取り残されたままです。彼らの無念を継いで行くためには、歴史を直視してそこから学ぶことこそが大切なんだと改めて感じました。25日金曜深夜(26日未明)に再放送もありますのでぜひご覧頂ければ幸いです。http://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20170815
ご視聴ありがとうございました。
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